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日本文体論学会について |
代表理事挨拶 |
1961年に日本文体論協会としてスタートした日本文体論学会も、間近に創設60年が見えて参りました。この間に文体論の射程は、各国語で書かれた小説作品だけではなく、書簡、論文、講義ノート、お笑い、広告、公共サインなど幅広いテクストや音声などを扱うようになりました。同時に、方法論として依拠している言語学もその発展にあわせて、記述主義・規範主義から生成文法、認知言語学やコーパス言語学の知見などが取り入れられるようになりました。こうして諸先輩方が築き上げた文体論研究を引き継ぎ、そして新たな地平を拓く研究成果を公開できるようにしたいと考えております。そのためにはwebサイトの再構築など情報発信の在り方も考えていきます。
日本文体論学会は懐の広い学会ですので、<ことば>について様々な角度から考えることができます。是非とも多くの方々に日本文体論学会でご発表頂き、また議論をし、会員同士で学びあっていけるような会を運営していきたいと思っております。そのためには会員のみなさまのご協力が必要となります。みなさまが学会に参加して頂くことが、会への貢献にもなりますし、文体論研究の裾野を広げていくことになります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 また、本学会の活性化として2014年度より、「学生会員割引制度」と「学会賞」を新設いたしました。少しでも言語や文学作品等の「文体」、<ことば>や<表現形式>に関心をもつ大学学部生や大学院生が入会しやすいように「学生会員割引(半額)制度」を新設するとともに、会員の「文体研究」を奨励するために学会賞を設けました。是非ともご応募頂ければ幸いです。 |
2018年6月 | 日本文体論学会 | ||
代表理事 倉林秀男 |